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更新日:2022年3月25日
令和4年2月20日(日)に『レクチャーコンサート・フルートと南吉ピアノでたどる〜 新美南吉と同時代の音楽 〜』を開催しました。
恒例の加藤希央氏による南吉ピアノコンサートですが、新型コロナウイルスの影響もあり、今回約2年ぶりの開催となりました。
講師の演奏やレクチャーを熱心に聴かれる方々ばかりで、新美南吉について考えたり、新たな発見があったり、終了まであっという間の2時間でした。
このような状況下での開催となりましたが、日々緊張をもってお過ごしの皆様にも、心安らぐ時間をご提供できたのではないかと思います。
今後の南吉ピアノの催しにもご期待ください。
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「ごん狐」で知られる作家・新美南吉の作品には、「良寛物語 手毬と鉢の子」や「たけのこ」「鴛鴦」など、笛の音が印象的に描かれた物語があります。そこに登場する笛は、植物で作られた東洋の笛のようです。
南吉は、1913(大正2)年の生まれ。この頃、愛知県では陸軍軍楽隊による一般に向けた音楽会が鶴舞公園野外音楽堂(名古屋市昭和区)にて催され、⾦属で作られた⻄洋の笛、フルートも登場していました。南吉の遺した手紙やエッセイには、ドビュッシーやストラヴィンスキーといった当時の現代作曲家の名前も見られます。そうした前衛的な作品の中で奏されるフルートの音色を、南吉は聴いたのでしょうか。
「新美南吉と音楽」研究に従事するピアニスト・加藤希央氏と、音楽博士で鶴舞公園軍楽隊音楽会についても詳しいフルーティスト・丹下聡子氏による、南吉と同時代の音楽についてのレクチャーコンサートです。
開場は13時30分です。
アンフォーレ本館 1階 ホール
無料
定員100名(先着順)
お申込みは、令和4年1月19日(水曜日)午前9時から開始します。
電話または下記関連リンクからお申込みください。
対象は中学生以上です。※小学生は保護者同伴で入場可。
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